糊パネ

日本の博物館などで働いたことがある人、または学芸員資格課程を履修した人のほとんどは、糊パネを使ったことがあると思います。

糊パネは、パネルの片側が粘着テープになっていて、パネルにしたい紙を貼れば簡単に展示パネルが完成するという便利な代物です。

  
この糊パネを切ったり、紙を綺麗に貼るのはちょっとしたコツがいるんですが、私、大得意なんですよ(笑)褒められるのが嬉しくて、パネル製作は任せて!って感じで私自身もいつも楽しんでやってたんですが

なんとこの糊パネ、海外にはないんですって!!

現在取り組んでいる展示製作で、パネルにするものはデザインして、外部のパネル製作所に依頼して作ってもらわなきゃいけなくて、サイズが大きくなるほどめちゃくちゃ値段も張るんです。

私としては、「え、馬鹿みたいに高いし面倒!なんで自分たちで作らないんだろ?」と思っていて???だったんですが(笑)

ふと、みんなに糊パネのことを聞いてみたら、何それ便利!と言われ、海外には存在しないことを知りました…

もしかしたら存在するのかもしれませんが、とりあえずみんな存在を知らなかったし、使ったこともないようです。

でも展覧会のたびに、パネルを全部外部に依頼するなんて費用が馬鹿にならないと思うんですが…どうなんだろう。

海外にいても、便利なものはたいてい日本がオリジナルだし、日本の発明はすごいよねって言われるので、糊パネも日本の偉大な発明の1つなのかもしれませんねぇ。

今一番欲しいものは、糊パネです(笑)

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スペル

イギリス英語とアメリカ英語の違いは発音だけではありません。

単語のつづり、スペルにも大きな違いがあります。

たとえばCenterとかTheaterとか語尾がerで終わるアメリカ英語に対し、イギリス英語はCentre Theatreと語尾がreになります。

またFavoriteもFavouriteuが入るし、ProgramはProgrammemeが付くし、OrganizationはOrganisationとzがsになります。(でも発音はオーガナイーション)

この他にも微妙に違うスペルがたくさんあって、パッと見たときに「あれ、こう書くんだ」と思うことがあります。

日常生活には特に支障はありませんが、エッセイや論文を書くときには気を付けないといけません。

私の学部は、アメリカ英語でもイギリス英語でもつづりの形は問わないとなっていますが、だからと言って、1つの論文の中で二種類がごちゃ混ぜになってしまうとダメです。

日本で習う単語のつづりは基本的にアメリカ英語のものですが、イギリス人が書いた論文を参考文献として使うと当然つづりはイギリス英語だし、書いててどっちがどっちだか分からなくなることもあったり(笑)

私は論文はイギリス英語で書くと決めて、Wordの訂正機能もイギリス英語に設定しています。

発音も然りですが、アメリカ人とイギリス人は互いの英語についてからかい合うのが好きですね。互いに自分たちの英語が正しいと思ってるので面白いです。

アメリカの女の子たちはイギリス英語の発音に弱くてコロっといっちゃう、みたいな話をよく聞きますが、実際はどうなんですかね?

ちなみに私の周りのアメリカ人は特にそんなこともなさそうです^^;

最後にこの時期ならではの違いを1つ言うと、セーターのことをイギリス人はジャンパーと言います!

って、もはやスペル関係ないやーん

話し合い

Whaleの記事でもお伝えしたように、展示に向けて只今絶賛話し合い中です。

私のグループメンバーはアメリカ×2、カナダ×2、中国×3、日本×1です。

同じ国籍、同じ言葉の人との話し合いですら意見の食い違いは当たり前なわけで、国籍も母国語もバラバラの人たちでやる話し合いは難しいなーと感じています。

やはりアメリカは自分の意見をガンガン述べます。気に入らない意見にはハッキリと難色を示し、自分の意見を押し通そうという感じが強いです。

カナダは少し控えめですが、それでも好き嫌いはハッキリ示します。

中国は割とハッキリ意見を言いますが、話し合いの内容をちゃんと聞いてるんだか聞いてないんだか、検討違いなことをガンガン話すし、中国人同士で中国語でベラベラ話しまくるし、空気を読まない傾向にあります。

アメリカ人が他を寄せ付けない強さを発揮すると、やはり他は引き下がってしまうので、結果的にアメリカ人の意見が通ることが多いですね。

こうしてみると、さながら国際政治の縮図を見ているよう(笑)

みんなこのオブジェクトを使ってできる限り最高の展示をしよう!と向いてる方向は同じなのに、まぁまとまらない…

また根本的な文化や感覚の違いから、自分の意見や考えが全く理解してもらえないこともあります。

この前のWhaleの話に戻りますが、日本のクジラを祀るということに関しても、欧米人にはまったく理解してもらえませんでした。

いただきますという言葉にも反映されているように、日本には命を与えてくれたことに感謝するという文化があるので、生活を豊かにしてくれたクジラに感謝して祀るということも理解できます。

しかし欧米人にとってはなんのことやら。なんで殺しといて神社で祀るの?矛盾じゃん!と怪訝な顔をされてしまいました。

いやー、難しいですね!国際政治がゴチャゴチャなるのも無理ないなと思います(笑)
全く異なるバックグラウンドを持つ人たちとディスカッションするのは非常に興味深く、とても難しく、時にちょっぴり残念で、時にイライラします。

ネガティヴな要素があるのは仕方のないことなので、自分の中でどう折り合いをつけるのかが問題になってきます。

とはいえこういう場合、日本人は総じて縮こまってしまうので、あえて空気を読まない!という勢いで頑張りましょう!

と自分に言い聞かせる毎日です(笑)