地震

熊本でマグニチュード6.4、震度7の大きな地震が起こったそうですね。

とりあえず津波と川内原発の心配はないとのことで安心しましたが、余震が続いているのとことで心配です。

私はいま修士論文で災害対策について取り組んでいて、将来起こるかもしれない巨大地震の際に少しでも役に立てれば…なんて思っていましたが、そんな悠長なことを考えている間に、また大きな地震が起きてしまいました。

博物館界では有名所のイギリス、世界でもトップレベルのコースがあるということでレスター大学の博物館学部を選びましたが、正直言って、災害に関してはあまり役に立ちません。

なぜならイギリスは地震も津波もほとんど経験したことがないし、起こる可能性もほぼないと言えるし、経験も対策もほとんどないんです。

ロンドンの有名な自然史博物館、Natural History Museum in Londonの展示にある「阪神淡路大地震の揺れを体験しようコーナー」。

ハッキリ言って震度1程度の揺れしか体験できませんし、こんな程度の揺れだったと思われては困る!と腹立たしくなるレベルですが

イギリス含む欧米人は「こんな揺れヤバい!」と怖がっていました。そのくらい本当に地震を経験したことがないんですよね。

ちなみにイギリスで最も恐れられているのは火災と盗難であり、どちらも人的災害の部類です。

東日本大震災のときの海水による塩害は世界でも稀にみるもので、日本の学芸員さんたちが編み出した方法で必死に対応・修復作業を行っています。

よく「日本で役立つような技術をイギリスで学んできてね」と言われますが、災害を経験したことのないようなイギリスで、日本の災害に役立つような特別な技術は学べませんよ…

ただ、このような災害大国であるにも関わらず、日本の博物館は災害対策への意識が低いというのも事実であり、今後の博物館の大きな課題だと思います。

自然災害はいつ起こるか分かりません。同じ地震でも毎回異なる特徴があります。どんな被害が出るかも未知数。災害対策には費用も労力も時間も必要です。

けれど、「なってみないと分からないし…」「被害が出ないかもしれない」という方向に向いてしまっては痛い目を見ます。

最悪を想定して、できる限りの対策を講じておくこと。それしか出来ないけど、それがベストだと思います。

九州の皆さんが無事であることを祈ります。余震が早くおさまりますように。大きな地震が起こりませんように。

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