五感

Yahoo!ニュースを眺めていたら、こんな記事を見つけました。次世代おままごとキット(記事に飛びます)

なんでも、予め決められている手順通りに調理すると、動作に合わせて音がしたり匂いがしたりするという、とんでもなくハイスペックなおままごとキットを開発したんだとか。

私が子供だった20年前では考えられないです。オモチャのクォリティが上がりすぎて、もはやオモチャじゃないですよね(笑)

この次世代おままごとキット、音や匂いという複数の五感に注目したのが素晴らしいと思うのです。

五感は味覚、嗅覚、触覚、聴覚、視覚の5つですが、何かをするときにこの五感の中から1つでも多くの感覚を使うことで、より大きな効果を生むと個人的に考えています。

例えば、暗記をするとき。目で読むだけ→書くことをプラス→声に出すことをプラス→声に出すことで耳からもインプット→身体を動かしながら…というように、矢印が進むほど暗記力は上がると言われていて、私自身も英単語を覚える時には実行していました。

また新しい歌を覚える際も、歌を聞きながら歌詞を見ながら踊りながら歌った方が早く覚えられるはずです!

一度により多くの感覚が刺激されることで、より脳が活性化して効率が上がるということです。

このメソッドは博物館の展示にも言えます。

ただ眺めるだけの展示より、実際に手で触れられるハンズオン展示の方が面白いだけでなく、記憶にも残り学習効率が上がるはずです。

それに加えて、上記の次世代おままごとキットのように音や匂いも取り入れることで、展示は来館者とより深くEngageすることができ、来館者も展示についてより理解することができると思います。

この匂いと音に関して、イギリスでは小さいローカル博物館を含むあちこちのミュージアムで多く取り入れられています。これまでに私がアップしてきた博物館レポの中でも実はサラッと触れているんですよ。

昔の厨房を再現した展示では、実際に人が調理しているような音がしたり、暖炉のある部屋の展示ではパチパチと薪が燃える音や炭の香りがしたり。

またパンフレットに匂いが染み込ませてあり、指示された展示の前でパンフレットを指で擦ると、展示に合った匂いを嗅ぐことができるといった工夫がされている所もあります。

日本の博物館でもあらゆる取り組みがなされていますが、基本的に単発だと思うんです。ココでは土器を触れて、コッチは木の匂いを嗅げるコーナー、ココでは音楽が流れてる…という感じで。

個人的には、それだと単なる楽しませるだけの工夫で終わってしまう可能性が高い気がします。

楽しませるだけではなく学習効率を上げ、記憶に残るような展示にするには、同時にいくつもの感覚を使える展示を目指した方が良いと感じています。

子供のおままごと用のオモチャにそこまでの機能がいるかと言われると、さすがにそこまでは…と思いますが(笑)五感の発達に大いに期待できるとは思います。

日本の博物館展示も、もっと工夫して盛り上げていけたらいいですね!

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中