39日目(最終日)

本日は、昨日リサーチしたAA電話ボックスの本体のケアから。

蜘蛛の巣と埃でとんでもなく汚く、何やら物があるっぽいけど、全然見えないという最悪な状態でした。なぜ…なぜちゃんと展示しない…

天井が高く、しかも脚立などを持ち込めないほど狭くて脆いので、届く範囲でまずは掃除。巨大な蜘蛛に遭遇して涙目(笑)

テーブルに無造作に置かれて埃を被っていたのは何やらよく分からないパネルや鍵や小冊子たち。埃を落として、外から見えるように展示しました。


暗いし、前方に展示されている車により電話ボックスにはあまり近付けないので、中に電気をつけて欲しいなぁ。

その後は隣のキャラバン (私が最初にケアしたものとは別の) の中をちょっとだけいじって整理。

ホリデー中の上司から言い付けられていた仕事はこれで終わり!でもまだ時間があったので、他の展示室の掃除をあちこちして修了。

最後にスタッフみんなで紅茶でいっぷく。私はサンキューカードと交通安全のお守りをお別れに渡しました。そしたらなんと、私も素敵なプレゼントを頂いちゃいました!

みんな私がやった仕事振りを褒めてくれて、インターンとして受け入れて良かったと言ってくれました。嬉しい…(泣)

開始2週間で、上司(というか指導係)と馬が合わないことが判明したときにはどうなるんだろうと思いましたが、幸いにも仕事内容はとても興味深く、いろんなタイプの展示品と関わることもできて、とても勉強になりました。

3月末から授業もなく、自分のペースで論文をやっていた生活から一変、毎朝40分かけてのバス通勤、忙しい仕事、そしてまた40分かけて帰るという日々に最初は身体がついていくか心配でしたが、なんとか休まず最後までやり切ることができました。

出会った人、博物館での仕事、コッツウォルズの可愛い街並みとのお別れは寂しいですが、この経験を将来に活かせるよう頑張ります!

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38日目

写真を撮るのをすっかり忘れてしまったので明日忘れずに撮らなきゃなんですが、今日は忙しい1日でした。

まずは、昨日アクセサリーを取り出した展示ケースA。この展示ケースは特にテーマもなく、乗り物をモチーフにしたオモチャやら置物がざっくばらんにギッシリ展示されているのですが、陶器の物が比較的多いということで、別の展示ケースにある陶器の置物を移してきました。

その別の展示ケース、というのがまた厄介で、ケースのドアが開く先に大きな車が展示されているので、そのままでは開けない。プラス高さが高くて脚立がいる…

車は押して勢いが付けば前に進んだので、扉を開けるスペースは比較的簡単に設けられましたが、いろいろゴチャゴチャしていて狭く、傷付けないように作業するのが大変でした。

そこから取り出した陶器たちを展示ケースAに収納。ざっくばらんな中に陶器コーナーとして統一感が出たので、なかなか良い感じになりました。

さらに、陶器たちを取り出してきた展示ケースの中身を移動させます。陶器がなくなった分、スペースができてしまったのでね。

これもなかなか厄介で、というのは、ケースの下の方に展示されていた高さのある展示物を上の棚に移しといてと言われていたのですが、いざやろうとしたら棚の高さが全く足りなくて不可能ということが判明。

仕方ないので、他のものを動かしてスペースを誤魔化しておきました。

展示ケースAから取り出していたオモチャ類をToyエリアの展示ケースに移したり、自転車関連の物を集めて展示している展示ケースに、他の所に展示されていた自転車に関する物を移動させたり、展示エリアを行ったり来たり歩き回っていました。

そして今度は、我が博物館の名物でもあるBrum (ぼくブルン) のグッズを展示しているケースの手入れ。

すっごく重たい扉が付いているのに、なぜか中に埃が溜まっていて見栄えが悪かったので、全部出してケース内も展示物も全部綺麗にしました。


これ今は非売品らしく、当館のギフトショップにも売られていません。マニアには堪らないかもしれませんね!

さらにさらに、ここにきて初めて調査系のお仕事も。

AA (The Automobile Association) というイギリスの自動車協会があります。今は自動車保険とかライセンスのこととかが主な役割ですが、1920年頃から1960年台初期頃まで、AA Telephone boxというAAの会員だけが使える電話ボックスがあったんです。

AAの会員だけが持っている鍵で電話ボックスを開け、無料で緊急コールを掛けられるというものだったらしく、ピーク時にはイギリス中に1000台ほどあったそうです。

その電話ボックスの一つが当館のすぐ近くに設置されていたそうで、現在は当館に展示されています。

イギリスの車関係の歴史に密接に絡んだ興味深いものなのですが、電話ボックスがただドーンと建っているだけで、解説どころかキャプション何もないのです。

いやいや設置したときに解説パネル用意しときなよ…と心の底から思いますが、とにかく上記に書いたようなAAの歴史や電話ボックスのことなどを調査してまとめといて!とのお達しだったので、まとめました。

時代の流れと共に協会の在り方や役割が大きく変わっていて、調べれば調べるほど面白く、来館者にも伝えたい!と思ったのですが、上司からはA4片面に収まる程度でと言われていたので、泣く泣くカット(笑)

かなーりざっくりですが、それでも何も説明がないよりマシですよね。だって皆んな(特に外国人)絶対、何コレ?と思ったはずです。だって電話機自体はなく外見のボックスだけなので、これが電話ボックスだということすら分かりませんもん。

とまぁ、こんな感じでなかなかの仕事量でした。

スタッフみんなが「明日で最後だね!」と言うもんで、すでに寂しい気持ちでいっぱいなんですが(笑)

明日まで頑張ります!

37日目

今朝は昨日の続きのミニカーの修理にトライしてみて、結果的に19台中9台の修理に成功しました。

修理が無理だったものはケースに戻し、状態についてのメモを書いて屋根裏へ。修理できたものは、Toyエリアの展示ケースへ。


続いて、上司が屋根裏から発掘したオモチャを展示ケースへ。適当なとこに展示しといて〜と言われていたので、スペースがありそうな展示ケースの中を整理して展示しました。


そしてさらに、車のオーナメントやら何やらがギッシリ詰まった展示ケースの整理。

別の大きな展示ケースAにスペースを作るため、展示されている車に関するアクセサリーを移さなければならず、そのためのスペースを展示ケースBに作らなければならない。という厄介なものです(笑)

透明な台をケースの中に置くと、台の上にも下にもスペースができるので、展示できる物の数が増えるんです。この技を使ってスペースを増やし、整理しました。


元々ギッシリな所に、さらに別のところからアクセサリーを移してくるというのに、」他にも展示したいものがあるから下の段を空けておいて」という上司からのとんでもない無茶ぶり…

そのためどんどんギッシリになり、私としてはあまり好きではない感じになってしまいましたが(笑)写真に写っていない1番下の段はなんとか空にしました。

上司がずっとやらなきゃと思いつつ、後回しにしてきた細く面倒な作業をここぞとばかりに押し付けられたので、結構なハードスケジュールです…